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日本血液学会関東甲信越地方会の第5代代表を拝命しました横浜市立大学の中島です。
日本血液学会会員の約4割が所属する最大の地方会組織として2014年に発足した関東甲信越地方会は、今年で設立8周年を迎えました。初代代表 木崎昌弘先生、第2代代表 三谷絹子先生、第3代代表 小松則夫先生、第4代代表 千葉 滋先生のリーダーシップのもとで会は順調に発展を遂げ、強固な運営基盤が築かれると同時に多くの若手血液内科医・小児科医の育成に貢献して参りました。
地方会の目的は、若手血液内科医・小児科医の育成と学術研究への貢献です。若手医師の育成については年2回の地方会例会が重要な役割を果たしており、若手が初めて学会発表を経験する場になっているだけでなく貴重な症例共有の場にもなっています。また小松代表の発案で始められた若手教育セミナーも本年度で4回目を迎え、医学生や初期研修医に血液学の魅力を伝える場として確固たる役割を果たしてきました。次の2年間ではこれらの企画をさらに発展させることで好循環を作り、地域に根ざした若手血液内科医・小児科医育成と若手医師・医学生のリクルートをより一層進めていきたいと思います。また若手血液内科医の交流を促進し、地方会の機動性を生かした臨床・研究活動のネットワーク作りにも力を注いで参ります。学術研究への貢献については、検討を重ねてきた臨床研究への支援活動がようやくスタートできる見通しです。学会本体とは異なる視点で、特に若手を対象にした草の根的な学術支援活動を軌道に乗せていきたいと思います。
初代代表木崎昌弘先生の言葉にあるように、関東甲信越地方会は「これからの血液学を担う人材の確保と育成」を目指し「地区で若手を育てる」ことをモットーに活動してきました。地方会は血液学会総会や海外学会への登竜門として、これからも若手が学び成長する場であり続けます。若手同志が活発なコミュニケーションを通じてお互いに切磋琢磨し自律的に成長していくような組織をめざして、設立10周年そしてその先を見据えて活動してまいります。皆様のご協力をいただけますよう、どうぞよろしくお願い致します。
2022年10月17日
日本血液学会関東甲信越地方会
代表 中島 秀明