日本血液学会関東甲信越地方会

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日本血液学会
関東甲信越地方会事務局

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日本血液学会

代表挨拶

2代目代表就任にあたりまして

日本血液学会関東甲信越地方会 代表 三谷 絹子

平成28年10月より2年間、日本血液学会関東甲信越地方会代表世話人を仰せつかりました獨協医科大学 内科学(血液・腫瘍)の三谷 絹子です。
初代代表世話人の木崎昌弘先生と副代表世話人の小松則夫先生が作られたルールとシステムを基礎に、さらなる発展を考える2年間にしたいと思います。

地方会活動の中心は、何と申しましても、例会の開催であります。
すでに、平成26年の第1回関東甲信越地方会例会(木崎会長)から始まり、第2回例会(小松会長)、第3回例会(千葉先生)、第4回例会(猪口会長)、第5回例会(青木会長)が、開催されています。
例会での発表は、若手育成を目的に、興味深い一例報告の演題が中心になります。
シニアの先生方には厳しく、かつ、愛情に溢れたコメント・ご質問を頂くことが多く、若手には全国区の学術集会での発表に向けたよい道場になっているように思います。
第3回例会からは、奨励賞制度が創設され、若手には大きな励みになっています。
また、関東甲信越地方会例会になりましてからは、症例報告のみならず、毎回の会長の思いの詰まった特別講演やランチョン・セミナーも開催されています。
これは各年代の先生からも好評を頂いており、例会でハイレベルの基礎研究・臨床研究に触れ、臨床医学の近い将来のあるべき姿を考える機会を頂いております。
新潟での第5回例会は大成功で、今後の地方開催も楽しみです。

関東甲信越地方会は3000名近くの会員を擁し、日本血液学会の地方会では最も大きな組織です。
昨今話題になっているヒト臨床研究の倫理問題やCOI問題の教育単位としても、地方会の果たす役割は大きいと考えています。
さらには、関東甲信越地方会が臨床グループとしてひとつにまとまり、将来エビデンスを発信することができたら理想だと思います。

地方会組織の規約や基本的な枠組みは、すでに初代代表の木崎先生のご指導のもと、かなりの部分が構築されています。私の役割は、今後すこしずつ世代交代が進む中で、若い先生方が積極的に参加しやすいようなしくみを積み上げていくことだと考えています。
今後少しずつ地方会が姿を変えていく中で、事務局運営や財政基盤の確立等、もう少し取り組む必要がある課題もあります。

地方会運営が会員の皆様に開かれたものとなり、活発な議論がなされ、地方会を若い会員が巣立っていけるような組織にしたいと考えています。

2年間お世話になりますが、関東甲信越地方会会員の先生方、どうぞ宜しくお願い致します。

平成28年10月24日(月)

日本血液学会関東甲信越地方会
代表 三谷 絹子